2020年度以降、新型コロナウイルス感染拡大のため、富士山頂での研究を中止させて頂きました。2023年に5類感染症移行後も感染は一定数出ておりますが、重症化率は低く、医療逼迫の影響も少ないと思われます。新型コロナウイルスについては、従来通り充分留意し、人数や滞在日数を限定した上で、2024年度は富士山頂での研究を再開いたします。感染状況により中止させて頂く場合もありますが、2024年7月～8月の2ヶ月間、富士山測候所の施設を利用した高所医学研究・高所順応研究を募集いたします。

注）人を対象とした医学研究は、所属施設の倫理委員会の承認が必要になります。
　研究計画申請書の提出時に承認の有無を確認させて頂きますので、
　予め倫理委員会の承認を受けてください 。

　参加ご希望の方は、下の研究計画申請書をご記入の上、
こちら→ rika_ide@tmhp.jp までご送付下さい。

　募集期間：2024年4月22日～2024年5月20日

『2024年度　高所医学・高所順応　研究計画申請書』
    　  WORD形式 (Windowsでは右クリック→保存)
　　　　
　

　富士山測候所の利用にあたり、認定NPO法人（富士山測候所を活用する会）の 【安全の手引2023、富士山測候所利用料金2024】をご参照下さい。 こちら↓からダウンロードできます。
　『安全の手引2023』(Ver1 2023.5.13)
　『富士山測候所利用料金2024』(2024.1.1)

　なお、高所医学の被験者の方につきましては、基準料金より20％相当額の割引料金が 適用されますので、利用しやすくなっております。

 

高所医学研究の実施風景 （使用可能なスペースです）	機器運搬の様子 （重量のある機器はブルドーザー運搬も可能）
測候所内の利用可能エリア（赤色部分） ～上の写真をクリックすると, 新しいタブで PNG形式ファイルが表示されます～

　高所医学や高所順応の研究に用いる機器による、高所順応の評価を受けてみませんか。
　海外での高所登山を予定されている方や富士山で急性高山病や高所順応の評価を希望される方の募集も行います。山行歴によっては低酸素室で評価を行った上で、より効率的な高所順応トレーニングをご提案する場合もあります。実際の登山に近い（低圧低酸素）で高所順応トレーニングを行うことにより、現地での高所順応に有効となります。このような事前のトレーニングは、より安全な登山や登山期間の短縮につながることが期待されています。なお、ここでの測定データにつきましては、登山医学研究に使わせていただくことをご了解ください。持病のある方は、事前に主治医とご相談下さい 。
　なお、高所医学の被験者の方につきましては、基準料金より20％相当額の割引料金が適用されますので、利用しやすくなっております。（富士山測候所利用料金2024）

　5年ぶりの研究再開となりますので、高所順応の評価を希望される方につきまして、今年度は日程や人数等の条件が合えば、受入れを検討させて頂きます。

　ご希望の方や問い合わせにつきましては、こちら→ rika_ide@tmhp.jp (担当：井出里香)までご連絡下さい。

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