国際学会・シンポジウムのご案内(2024年4月4日現在)
現在把握しております、国際学会・シンポジウムのご案内を、開催順に3つさせていただきます。
2つ目のシンポジウムでは、当学会監事花岡正幸教授のご尽力により、若手参加者の宿泊費と食事を大会側でご負担いただけるとのことです。花岡先生に心より感謝申し上げます。
参加費等詳細は、添付PDF、大会サイトをご覧下さい。
日本登山医学会の皆様から、ぜひ参加および演題発表をご検討ください。(国際交流委員長 大城和恵)
- 1. 2024 国際登山医学会(ISMM)-WMS合同国際大会
(2024 Summer World Congress of Mountain & Wilderness Medicine) - 開催地:スノーバード リゾート(ユタ州スノーバード)
- 開催期間 : 2024年7月28日~8月1日
- 開催方法 : ハイブリッド(対面, オンライン)
- 大会HP : https://wms.org/sc24
- * 2024年2月3日にご案内した大会です。
* 参加登録開始しています。
- 2. 第7回 国際レーシンポジウム2024
(7TH INTERNATIONAL LEH SYMPOSIUM 2024) - 概 要:インドのレーで2年に一度開催されるシンポジウムです。この集会には、lung biologyと心肺疾患の第一線の研究者が集まります。
- 開催地:Saboo, Leh, Ladakh, India (インド北部ラダック地域の中心都市であるレーのサブー)
- テーマ:Molecular Mechanisms and Therapeutics of Hypoxic Lung
- 開催期間:2024年8月4日~8月9日
- 会 場:the Mahabodhi International Meditation Centre (標高3500m)
- 大会HP: https://lehsymposium.in/
- 抄録締切:2024年5月30日
* 若い研究者の参加を奨励しております。
* 当学会監事花岡正幸教授のご縁故により、若手参加者の宿泊費と食事を大会側でご負担いただけるとのことです。
- 3. 第3回国際高所医学・研究シンポジウム2024
(3rd International High Altitude Medicine and Research Symposium 2024) - 概 要:スイスチューリヒ大学病院呼吸器科の先生とキルギス共和国国立心臓病・内科学センターの先生が主催となり、キルギス共和国で開催されて、2016年、2021年に続き、第3回となります。
- 開催地:Naryn, Kyrgyz Republic (キルギス共和国のナリン)
- テーマ:開催期間 : 2024年9月21日~9月25日
- 会 場:Hotel Khan Tengri
- 大会HP:https://www.altitude-medicine-research.org/
- 抄録締切:2024年6月30日
国外諸団体との関係(2007年現在)
世界の登山医学の世界は、低酸素や低圧環境を研究する医学・生理学研究という基礎医学の専門家群と、高所登山や高所トレッキングの実際を考えようとする臨床医学スポーツ医学の実践科学者の系列とに大別されます。
下にあげる3つの国際的集まりが、世界の登山医学の最前線を形成しています。日本登山医学会(研究会)は、この3つの組織が創設される黎明期からその前線を共にしてきました。もちろん今でも日本登山医学会のメンバーはこの3つの組織の中核となって支えています。それらの会員を案内します。
- 国際ハイポキシアシンポジウム
- 学術派の代表が2年に1回カナダのロッキー山脈で開催される国際ハイポキシア シンポジウム「International Hypoxia Sympojium」です。
- 会長は、Robert Roach(USA).
- 当会会員では、中島道郎、小林俊夫、増山茂が、プログラム委員を務めています。
- 次回は、シャトウ・レイクルイーズで2009年2月、満月の週に行われます。透き通った月の光に浮かび上がる懸垂氷河が見事です。
- 国際山岳連盟医療委員会
- 登山実践派は、国際山岳連盟医療委員会(UIAA-Med)ですね。ここには登山・クライミングの達人がそろっています。
- 現在の委員長は、Buddha Basynat(Nepal).
- 毎年委員会が行われます。当会会員では、中島道郎が委員会委員を務めています。
- 国際登山医学会:ISMM
- この中間にあたるのが、国際登山医学会(International Society for Mountain Medicine:ISMM)でしょうか。日本でも第3回大会が松本で行われました。
- 当会会員では、増山茂が理事・副会長、中島道郎と小林俊夫が雑誌"High Altitude Medicine & Biology" の編集委員を務めています。
- 第7回ISMM学術集会は、2007年10月にスコットランドのAviemoreにて行われました。会長は、Jamous Millidge(UK).
- 第8回ISMM学術集会は、2010年にペルーで行われる予定。会長は、Fabiola Leon Veralde(Peru).
- アジア登山医学会:APSMM
- ヒマラヤを抱えるアジアはいまや登山医学の中心になりつつあります。
- アジア登山医学会(Asian-Pacific Society for Mountain Medicine:ASMM)を創立する動きが数年前から始まっています。
- 第一回準備会が2004年8月にチベットのラサにて、第二回準備会は2006年5月に東京で行われました。
- 2007年10月にはスコットランドのAviemoreにて創立総会が開かれました。初代会長は、Ge Rili(China)です。当会会員では、小林俊夫が最高顧問、増山茂が副会長、松林公蔵と花岡正幸が副編集長を務めています。
- 2008年11月には、第一回の学術集会がインド行われます。